■
ネロの火を逃れてハチ公前で会う
決定版フローチャートで前世がわかる!
(衿草遠馬「春に式神」)
1句目、たった17文字の中で時代も場所も超えることができるっていう川柳の良さを端的に表しています。「ネロの火」「ハチ公前」ってチョイスもエモい……。2句目、勢いでこられると笑っちゃいますね。
春に式神 衿草遠馬
— 衿 (@toooma_e) July 20, 2019
#川柳 pic.twitter.com/WZKUPitgjy
■
感情はなんでもありじゃないカレー
すこしだけ煙るからやめよう身投げ
(佐原キオ「おそろしい麦茶」)
「カレー」の唐突さ(3音余っててもここに「カレー」入れる? という。「感情はなんでもありじゃないカレー」というカレーの種類のようにも見える)、5・5・7、しかも「やめよう身投げ」の4・3のスピード感、面白かったです。🍛
我慢できず公表する川柳初心者 「おそろしい麦茶」です pic.twitter.com/VRKjzV3u8p
— 猛省するダライ (@tenma_dalai) July 4, 2019
■
ランドルト環にマカロン挟むプロ
プチョヘンザ神に隠れる場所はない
(衿草遠馬)
「デルフォイの神託」「犬神」「検非違使」等、語の選択に今・ここを離れようと志向する力を感じ、好きです。「ランドルト環」は景がかわいくて面白い。「プチョヘンザ」はすごすぎます、プチョヘンザか……
小池正博さんと暮田真名さんに影響を受けて川柳を作りました
— 衿 (@toooma_e) July 5, 2019
難しいですね……。 pic.twitter.com/liIz8WFJpi